「ヨハネは、神の言とイエス・キリストのあかしと、すなわち、自分が見たすべてのことをあかしした」 (黙示録1:2)
高見澤潤子さんの、ある本に、小学校のテストのことが書かれていました。そのテストは「次の空白をうめなさい」というもので、問題は「ウサギの耳は〇〇い」でした。ある子供が「赤」と答えを入れました。採点はバツでした。先生はそこに「長い」と入れてほしかったのです。しかしよく見ると、ウサギが赤いきれいな耳をしているのも本当です。この子供はウサギの耳をよく観察していました。高見澤氏はこの子に二重丸をつけてやりたいと書いておられます。ヨハネは見る人でした。この世にこられたイエス様を世は受け入れませんでしたが、ヨハネは「その栄光を見た。それは父のひとり子としての栄光であって、めぐみとまことに満ちていた」とヨハネ1章14節に書いています。彼は常にイエス様の近くにいて、よく観察しておりました。彼はさらに、見て体験したことを証ししました。証しは伝道です。私たちは聖書の真理をよく見て正しい信仰を持つこと。またこの素晴らしい真理を証しすることが大切です。教会で見たこと、体験したキリストの真実を証しする機会が今日も与えられますように。
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