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2017年4月9日(日)

「あなたがたは、この世では悩みがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている」 (ヨハネ16:33)

子は親元から離れ、独立していかなければなりません。しかし、独立は急にできるものではありません。準備期間が必要です。子供が徐々に自立心が持てるよう、いろいろな問題に対処できるように教え導くことが必要です。無知なほど危険なことはありません。その危険を見抜く力が必要です。子供たちの従順は、主にある従順、善悪を正しく判断する力、善を選ぶ能力、そのうえ思考する態度を養い育てることが、その子の将来に備える大切なことであります。「この世では悩みがある」と、イエス様は現実の社会を直視して警告を与えておられます。クリスチャンになると悩みがなくなるとは教えておられません。悩みや苦しみが来た時、静かに祈る習慣がほしいのです。そのとき、主のみ声を聞くことができます。主のみ声とは、かつて学び覚えたみ言葉を思い出させ、危機を乗り越えさせてくださる力です。そこに聖霊の導きを感じさせてくださるものであります。

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