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2017年2月19日(日)

埼玉県越谷市という所に住んでいた時のことです。春が来ると、ゆっくり寝ていたいと思うお休みの朝も、早起きさんに目覚めさせられてしまうのです。その早起きさんは、にぎやかなうぐいすたちでした。うぐいすやほかの小鳥たちは、いったい何時ころ目を覚ますのかを確かめたいと思いある日、早起きをして外に出ました。道端の両側に咲くどくだみの白い十字の花が星のように光っていました。小鳥たちを急に起こしてはいけないと、足音を立てないように林に沿って歩いていきました。3時45分うぐいすの一番鳥が鳴きました。早朝のうぐいすの鳴き声は大きく、「ホーホケキョ」と鳴き、その間には「ケキョ、ケキョ…」などを入れ、長い間泣き続けるのには驚かされました。2番目に目を覚ましたのは、「ケーン、ケーン」と鳴くキジでした。時計を見ると4時。4時30分を過ぎると、たくさんの小鳥のさえずりで林の中がにぎやかになってきました。カラス、すずめなど。4時50分、木々の間から太陽が昇ってきました。約1時間の間にたくさんの小鳥たちの鳴き声を聞くことができた、素敵な朝でした。神様は、小さな小鳥を愛してくださっています。それ以上に私たちを愛してくださっています。神様ありがとうございますと感謝しましょう。

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