「前のものに向かってからだを伸ばしつつ、目標を目指して走り」
(ピリピ3:13)
ある人が新築現場で「何をやっているんですか」と尋ねました。すると、一人はぶっきらぼうに「見ればわかるだろ。コンクリートを流し込んでいるんだ」と、もう一人は「土台造りさ、一日働いて一万円もらえるんだ」と、そしてもう一人の労働者は、にこにこ顔で「大きな邸宅を建てているんだよ。もうすぐ立派なのが建つよ」と答えました。人には3つのタイプがあるようです。最初の人は与えられた仕事をしているだけで夢も希望もない人。次の人はお金のためだけに働いている人。3番目の人は仕事の目的をよく理解し、その完成図を頭に描き、希望を抱いて喜んで仕事をしている人と言えます。私たちクリスチャンは「後ろのものを忘れ、前のものに向かってからだを伸ばしつつ、目標を目ざして走り」続ける、いわゆるキリスト者としての完成図 (神の国と神の義)をしっかりととらえ、「さめていても眠っていても…主と共に生きる」(1テサロニケ5:10)者とならなければならないと思っております。それゆえ、主のみ旨を常に求め、主のみ姿を反映する者となれるよう祈っていきたいと思います。
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