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2016年8月21日(日)

 

 

「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は豊かに実を結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。」(ヨハネ15:5)

葡萄畑で手伝いをしていた時のことです。紫色に熟した葡萄を一つ一つハサミで切り取っていたのですが、所々に二つの葡萄がくっついて実っているものを見かけました。外側は紫色に熟していますが、手で二つをはがしてみますと中側は黄緑色で熟していません。半分は成熟し半分は未成熟な葡萄でした。葡萄どうしがつながってしまい、一つ一つの葡萄に十分な養分が行き渡っていなかったのです。自立したクリスチャンとはどのような姿でしようか。聖書の実である愛をはじめとする品性を、どのようなときにも身に付けていることではないでしょうか。互いにくっつき合ってしまうのではなく、成長の源である神様に一人一人がしっかりとつながっている姿は、それぞれが整然と美しく直線に伸びて熟れている葡萄畑を連想させます。人間の成長は部分的なものではなく全体的なものであり、徐々に行われていくものです。み言葉に現わされているイエス様のお姿を毎日見つめ続けていくとき、私たちは真っすぐに全体的に整えられて、ぐんぐん成長していくことができます。

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