「地の草や木に問うてみよ」(ヨブ記 12章8節)
鉢の中で枯れてしまっていた草木を取って、新しい苗木に植え替えました。
前日のにわか雨で、草木が洗われており、薄曇りの天気で日差しも強くなく、気持ちの良い
気候でした。
教会員のお見舞いに病院に行き、ルーフガーデンにはさまざまな人たちが日光浴をしようと
出入りをしていました。1人で手すりに寄りかかって遠くのほうを見ている患者さんや、
看護師さんの介助で車椅子に乗っている方、また、端のほうでは、中に置かれたテーブルを囲んで、お見舞いに来た人たちと楽しそうに団らんの時を持っている患者さんもいました。
ここかしこに置かれた草木の緑は、気分を軽くし、さわやかにしてくれているようでした。
鉢の中の木の根はぎっしりと詰まっており、すっぽりと根についてきた土の塊は、シャベルで削らなければなりませんでした。また土をほぐしているときに、すばらしい香りのする木もあって
驚きました。
地に依存して生活している植物は、土壌中から養水分を吸収し、土壌中の空気で呼吸していると
言われます。
一口に良い土と言いますが、土には適度の水と日頃のこまめな人の手入れが必要のようです。
Comments are closed.