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2016年1月3日(日)

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「いかに幸いなことでしょう。弱いものに思いやりのある人は」(詩編41編2節)

思いやりを持って相手に話す方法として、「の」の字の哲学というものがあります。
たとえば、自分の夫が会社から帰ってきて「ああ疲れた」と言う。
すると妻は「何言ってるの?私だって疲れているわよ」と言ったとき、奥さんが「疲れたの」と言うのです。すると夫の気持ちがスーッと和らぐというのです。
夫が「あーっ、今日は暑かった」と言う。「暑かったの」と言って受け止めてあげる。
これは思いやりの具体的な方法ではないかと思います。
私たちは忙しいと、つい相手への思いやりを忘れてしまうことがあります。
まず、相手の言葉を丁寧に返すことから始めて、思いやりのある言葉を絶えず返すことができるようにしたいものです。
このお正月が、家族、友人を思いやる日となりますように。

 

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