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2015年10月11日(日)

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「わたしを信じる者は、聖書に書いてあるとおり、その人の内から生きた水が川となって流れ出るようになる」(ヨハネ7:38)

関東平野を流れる荒川は、東京湾に注ぐ河川です。昔はたびたび洪水をもたらし、甚大な被害を人々に与え、地図を塗り替えたものですから荒川と呼ばれました。荒川放水路完成後、大洪水はなくなり、暴れる力は人々に益をもたらすエネルギーとなりました。

イエス様の弟子ヨハネは雷の子と称されるほど気が短く、武力や権力で相手をねじ伏せる、力の原理を象徴するような人物でした。

十二弟子の中で最も若かった彼が、イエス様を眺めるうちに、生きる原則の基準が変わっていきました。真の英雄は他の祝福のために自分を捨てる人であるという真理を発見し、十字架のキリストから生き方と死に方を学びました。

死の中に祝福の命があることを見ました。生涯の焦点となる方に彼の目が留まった後、彼の内なる人のエネルギーの向けどころも変わっていったのです。

イエス様に目を向けましょう。イエス様のみ旨の内にとどまりましょう。

いかなる時にも、約束の確かさから来る神の真実と、私たちに対する神の愛を少しでも体験する時、私たちの心の中に通路が出来、人々に祝福となる生きた水の流れが生じます。

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