「ボアズを生み、ボアズがルツによってオベデを生み、オベデがエッサイを生み・・・。」
(マタイによる福音書 1章5節)
イエスさまの系図の中にはルツという女性が出てきます。
彼女はイスラエル人ではなく、モアブ人でした。(ルツ記参照)
イエスさまの系図には、驚くことに異邦人(イスラエル人ではない人)が入っています。
当時、汚れている存在と思われていた異邦人が、どうしてイエスさまの系図にいるのでしょうか。それは、イエスさまがこの地上に来たのは、イスラエル人の救いのためだけでなく、全人類の救いのためだったからなのです。なぜなら、イエスさまはイスラエル人の罪の歴史に終止符を打つだけでなく、全人類のために十字架にかかったからなのです。
クリスマスが全世界に人に祝われているのは、イエスさまが全世界のために来られたからなのです。クリスマスは西洋のイベントだと思っている人が多いのですが、クリスマスの恵みは神さまを信じるすべての人のためにあります。
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