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2015年6月28日(日)

DN149_L

「神様は出来上がった世界を隅から隅まで見渡しましたが、どこから見ても非の打ちどころがありません。こうして六日目も終わりました」(創世記1:31)

神様がこの地球をお造りになったときに、神様ご自身がよく出来たと満足されました。天の住民たちもこの日には喜びに満たされて「神の子らは喜びの声をあげた」(ヨブ記38:7)とあります。宇宙は地球と人類家族の誕生を喜び、神をたたえたのです。

地球の周りを飛んだ宇宙飛行士たちは、「地球は宇宙のオアシスだ」「水のしたたる水球のようだ」と感動を伝えています。

ルーテルは、神が人間をお造りになる時は、自分の手で土をこねてお造りになったと訳しています。神は人を創造されるのに、ご自分の姿に似せて造られました。私達のルーツが、神の愛である事を知って、喜びを感じないでしょうか。

もし生まれてきて、自分の親が誰だかわからない事に気づいたなら、本当に惨めな気持ちになります。まして人から「あなたのご先祖はサルだった」と言われ、その言葉を真面目に受け止めるならば、どんな気持ちで一生を送るのでしょうか。その人は希望がなく、生きがいを失うかもしれません。

しかし、私達の親は天地をお造りになった神です。私達の生きがいは、罪により失われた聖なる品性を神がキリストを通して回復して下さる事です。

これほど素晴らしい希望がある人生はないでしょう。

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