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2019年1月20日(日)

「造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。そこには、もはや、ギリシア人とユダヤ人、割礼を受けた者と受けていない者、未開人、スキタイ人、奴隷、自由な身分の者の区別はありません」(コロサイ3:10、11)

私たち人間は、どういうわけかちょっと違う外の人を自分たちと比較して区別したりします。よそ者とは仲良くできないのです。それが争いの原因になるようです。

1枚のかわいらしい絵が教会の廊下にかけてあります。犬と猫が仲良く一緒に座っていて、その横に、こう書いてあるのです。

 (私たちって、こんなに違っているから、助け合うことがたくさんあるのね) なるほど、犬と猫は違います。この言葉は逆に、その違いこそ、分かち合うものの大きさ、仲良くする理由、成長しあう可能性を表しているというのです。

同じ違いが、正反対の結果を生んでいるのはどうしてでしょう。友人関係でも、家庭内でも、あるいは教会でも同じことではないでしょうか。

主は私たちに、区別するためではなく尊敬しあうために、いろんな相違を与えてくださいました。キリストは私たちを新しく創造してくださったのです。

この違いのゆえに、互いが成長する者となれますように。

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