ある先生が「代価を支払って」ということで次のようなお話をしました。
ある男の子が自分で作った、大型グライダーを大空に向けて飛ばしてみました。
設計図通り作ったので、グライダーは広い空を自由に飛んでいます。
うれしくて毎日のように、広場に行っては、飛ばしていました。
ところがある日のこと、急に風が強くなり、グライダーは風に流されて、森の中に消えて行ってしまいました。彼はびっくりして、林の周りを探したのですが、やはり見つかりません。悲しくなって家に帰りました。
数日後、学校の帰りの途中に、あるリサイクルショップのお店に、自分が作ったグライダーと似ている飛行機が窓側に陳列されていました。近づいて見ると、自分が作ったグライダーでした。
お店の人に「すいません。あのグライダーは僕のものです。」と言うと、お店の人が「ごめんね。これは誰か他の人が昨日、お店に持ってきたんだよ。もし欲しかったら、二千円で買わなければならないんだ。」
男の子は、急いで家に帰って自分の貯金箱の中を見ると、丁度二千円ありました。お店に行き、「僕、これを買います。」と言いました。「これでもう一度僕のものになったんだね。」と言いながら、男の子はグライダーを抱きしめながら家に帰っていきました。
これは、神様の元から離れていった人間を、神様がイエスさまを通して買い戻されたということを表しています。これが十字架の本当の意味です。
皆さんは、神様に愛され、イエスさまの十字架によって買い取られたのです。
「ヤコブよ、あなたを創造された主は、イスラエルよ、あなたを造られた主は、今、こう言われる。恐れるな、わたしはあなたを購う。あなたは私のもの。私はあなたの名を呼ぶ。」(イザヤ書43:1)
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