
主よ。あなたのみわざはなんと多いことでしょう。あなたは、それらをみな、知恵をもって造っておられます。地はあなたの造られたもので満ちています。 |
(詩篇 104編24節)
静香さんは山の中に住んでいます。
春はウグイスの声で目が覚め、カエル・ダンゴ虫を探して遊びます。
夏はセミが元気よく鳴き、庭にはクワガタがいることも・・・。
秋の夜は虫たちの合唱を聴きながら寝ます。
ある朝、静香さんがベランダに出ると、サンダルが片方ありません。
「昨日はちゃんとあったのに、どこへ消えたのかな?」
不思議に思っていると、お友達のお母さんが、
「のび太君の長靴も片方なくなったことがあるの。誰が持って行ったと思う?タヌキよ。山の中に靴をたくさん隠しているの」と教えてくれました。
しばらく経ったある日、静香さんは、窓の外で黒っぽいものが動いているのを見つけました。
ネコでもきたのかと思って近づいてみると、なんとそれはタヌキでした。
小さなかわいい目でこちらをじーっと見つめています。
静香さんは「タヌキが、タヌキに会っちゃった~」と言いながら家の中を走り回りました。
いたずらっ子のタヌキが姿を見せてくれてうれしかったようです。
静香さんを見てもすぐに逃げないタヌキ。
人間の子供に興味があるのかもしれません。
自然の中で過ごすと心が元気になり、素敵なものに出会えます。
神様が創られたこの世界で生かされていることは感謝ですね。
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