
静香さんは小さいころ、夜、寝るのがいやでした。
暗いところは怖いし、目を閉じると何も見えなくなって、静香さんだけしかいないようで怖かったのです。
電気を消したら、余計、家族を見つけにくいので、そのまま明かりをつけて寝たことがあります。
小学生になって妹と2段ベッドで寝るようになりました。
とてもうれしくて上の段をとりましたが、夜になったら下の段の妹と背中合わせで寝ることが多かったです。
背と背を合わせれば、妹がいるとわかるので、1人じゃないから、安心して寝つけます。
でも、ある日どうしても寝られなくて、静香さんは泣いてしまいました。
怖くてたまらなくなってしまったのです。
するとお母さんが来てお祈りをしてくれました。
「イエス様、夜の間も一緒にいてください。どうぞゆったり眠れますように。」
するとおびえていた気持ちがやわらいで、とても安心して、すーっと寝つくことができました。
お祈りって本当に不思議です。
新約聖書マタイ1章23節をみると、イエス様は「インマヌエル」と呼ばれています。
その名前は「神が我らと共におられる」という意味です。
さびしいとき、つらいとき、誰かがそばにいてくれたら、と思うことありませんか?
そんなとき、神様が一緒にいてくださることをあなたも感じられたら、ゆったり気分が落ち着くかもしれません。
「インマヌエル=神様が私たちと一緒にいてくださる」
この名前を呼んで、今日もぐっすり眠りにつきたいと思います。
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