
またイスラエルについては、こう言っています。
「不従順で反抗する民に対して、わたしは一日中、手を差し伸べた。」
(ローマ人への手紙 10章21節)
特別キリスト教会というものがあり、外国からいらした先生がお話をして下さいました。
その時、とても感動したことがありました。
それは集会が終わった時の、先生のお姿でした。
集会直後に、その先生がなさったことは、出席者に手を差し伸べることでした。
そのシーンが私の脳裏に焼き付いているのです。
握手の手をこちらから出そうとするとき、勇気がいります。
「断られるかもしれない」と思うからです。
手を差し伸べるには、相手が拒否することを覚悟の上でしなければなりません。
これは難しいことです。
ましてや、相手が自分をよく思っていなかったり、反抗している人だとしたら、
こちらから握手を求めるのはできないことです。
しかし、その難しいことをキリストがして下さいました。
天から手を伸ばし、私たちに近づいてきて下さったのです。
相手から喜ばしい答えをもらえないことがわかっていても、相手がどんなにみじめな姿
でも、相手が自分を攻撃してきても、一歩的に手を差し伸べていくのが神の愛です。
それも、イエス様が一日中、私たちに向かって、一方的に手を差し伸べて下さっているのです。ありがたいと思います。
Comments are closed.