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2020年7月12日(日)

主の契約の箱をかつぐ祭司たちがヨルダン川の真ん中のかわいた地にしっかりと立つうちに、イスラエル全体は、かわいた地を通り、ついに民はすべてヨルダン川を渡り終わった。

(ヨシュア記 3章17節)

私たちの社会は、大きく変わる社会です。

そんな中、流されずに「踏みとどまる」というのは難しいことかもしれません。

イスラエルの人々がヨルダン川を前にしたとき、神様は祭司にお命じになりました。

モーセの十戒が刻まれた石が入っている契約の箱を担ぎ彼らは言われたとおりにしました。

ヨルダン川の中に立っていなさい、というのです。

彼らは、言われたとおりにしました。

すると、祭司たちが川の真ん中に立ち続けている間、川の流れはせき止められ、イスラエルの人々は一人残らず、向こう岸に行くことができました。

私たちの人生は、大きな川を渡るようなものです。大きな波があり、試練があります。

でもその川の向こうに、清き岸辺、天国があります。

私たちは向こう岸に行くことができるのか、天国に到達することができるのか、不安になるかもしれません。

しかし確かな希望があります。イエス様が立ち続けてくださるからです。

すべての人がヨルダン川を渡りきるまで、祭司が川の真ん中に踏みとどまっていたように、

イエス様も、最後まで変わらず、立ち続けてくださいます。

「イエス・キリストは、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です」

(ヘブライ人への手紙 13章8節)

イエス様は、最後の一人が救われるまで、踏みとどまって下さいます。イエス様には、弱い者、最後の者を見捨てることなど決してできないのです。

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