
そして言った。「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」
(ルカによる福音書 23章42節)
イエス様と一緒に2人の罪人が十字架につけられていました。
そのうちの1人がイエス様に向かって発したのが、上の言葉です。
「今、自分は死のうとしている。悪いことばかりしてきた私の人生は全く無意味だった。
誰も私のことなど忘れてしまうだろう。覚えていたとしても、十字架で処刑された悪人として記憶されるだけだ」という思いが彼を圧倒しました。
そんな彼が、隣の男を見たとき、不思議な希望がわきあがってきました。
「この方なら、私を覚えていて下さるかもしれない」と彼は感じたのです。
そして人生最後の言葉として「私のことを忘れないで下さい。あなたに話しかけたこの男を
覚えていて下さい」と叫んだのです。
この一言に彼のすべてがかけられていてすぐに応答がありました。
「あなたは私と一緒にパラダイスに行くのだ」彼は死ぬ直前に救われました。
絶望から救いへの大逆転が起きたのです。
それだけではありません。この男の言葉は聖書に記録され、世界中の人々に読まれ、
希望を与えることになりました。
「私を思い出して下さい」という願いは豊かにかなえられました。
この「絶望から救いへの大逆転」はあなたにも起きます。
イエス様に「私を覚えてください」と祈るなら、それまでの人生がどんなにみじめなものだったとしても、今、救いに入ることができます。
この一言が人生を変えるのです。
Comments are closed.