
「このように、この小さい者たちのひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではありません。」
(マタイによる福音書 18章14節)
ある人たちは「救われるのは少人数だ」と思っています。
確かにイエス様は「招かれる者は多いが選ばれる者は少ない」とおっしゃいました。
でもイエス様は「救われる人は少ししかいない」とおっしゃっているわけではありません。
ヨハネの黙示録には「数え切れないほどたくさん」(黙示録 7章9節)の救われた人が登場します。
イエス様の弟子は12人いましたが、滅びたのはユダ1人だけでした。
大部分である11人は救われたのです。
ではどうしてイエス様は「招かれる者は多いが選ばれる者は少ない」と言われたのでしょうか。
私たちは「99匹は多い、11人は多い」と考えます。
しかしイエス様の「数のとらえ方」は私たちとは違います。
イエス様にとって99匹は決して「多くない」のです。
イエス様は「100匹いたら、100匹救われなければならない」と思っておられます。
99匹はイエス様にとって「少ない」のです。
イエス様は私たち1人ひとりをかけがえのない者として愛して下さっています。
神様は「救う神」です。滅ぼす神ではありません。
イエス様はたった1人でも滅びることを望まない方なのです。
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