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2019年7月21日(日)

弟子たちは出て行って、イエスがお命じになったとおりにし、ろばと子ろばとを引いてきた。

そしてその上に自分たちの上着をかけると、イエスはそれにお乗りになった。
群衆のうち多くの者は自分たちの上着を道に敷き、また、ほかの者たちは木の枝を切ってきて道に敷いた。 そして群衆は、前に行く者も、あとに従う者も、共に叫びつづけた、

「ダビデの子に、ホサナ。主の御名によってきたる者に、祝福あれ。いと高き所に、ホサナ」。
イエスがエルサレムにはいって行かれたとき、町中がこぞって騒ぎ立ち、

「これは、いったい、どなただろう」と言った。
そこで群衆は、「この人はガリラヤのナザレから出た預言者イエスである」と言った。

(マタイによる福音書21章6節~11節)

エルサレムは過越祭のために、大勢の人が集まっていました。

そこにイエス様がロバの子に乗って入って行かれたために、大騒ぎとなりました。

過越祭は昔、神様がイスラエル民族をエジプトでの奴隷状態から解放してくださったこと、そして約束の地に導き入れられたことの記念でした。

この祭りで傷のない小羊がほふられましたが、それは全人類を汚れと罪から救い出し、罪の束縛と永遠の滅びから解放し、神様との交わりを回復してくださるイエス様の型でした。

イエス様がその実体としてエルサレムに入られたとき、人々はこのイエス様に注目し、ついに十字架にかけられるイエス様を見上げることになりました。私たちも同じように目を向けるべきは十字架のイエス様です。

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