
イエス様は、十字架の上で、神の御子としての力を発揮して、すべての人の罪を代わりに背負って、お亡くなりになりました。
ヨセフという人が、イエス様を引き取り、岩を掘って作ったお墓の中に置きました。墓の入口は、大きな石で塞がれました。
ところが、3日目の朝、お墓の入口を塞いでいた大きな石は、わきに転がっていました。お墓の中にはもうイエス様はおられません。復活なさったからです。
イエス様はお墓の中にずっといらっしゃるのではありません。死の力を打ち負かして、復活なさったのです。
イエス様は、お墓から出てお弟子さんたちのいる所に行かれました。
お弟子さんたちは、最初、イエス様が復活なさったことを信じることができませんでした。
イエス様はそんなお弟子さんたちのことをお叱りになりますが、同時にとてもご用をお与えになりました。
それは、イエス様が示してくださった福音を、世界中の人に伝えることでした。
イエス様の十字架によって、罪が赦されたこと。そして、イエス様が死を打ち負かしてしまわれたこと。それで、天国の希望が与えられたこと。それを信じ、洗礼を受ける人は救われること…。
すべての人が救われることを心から願っておられるイエス様は、この福音を人々に伝えるご用を、お弟子さんたちに与えられたのです。
お弟子さんたちは、このご用を一生懸命にしました。
不思議と、福音を伝えている時には、復活なさったイエス様が自分と一緒にいてくださることがはっきり分かるのでした。
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