
彼らがこの町であなたがたを迫害するなら、次の町にのがれなさい。というわけは、確かなことをあなたがたに告げるのですが、人の子が来るときまでに、あなたがたは決してイスラエルの町々を巡り尽くせないからです。 (マタイによる福音書 10章23節)
聖書には「頑張れ」という言葉は出てきません。
イエス様は弟子たちに「試みにあわせないで下さい」とお教えになりました。
イエス様ご自身は、十字架という最大の試みから逃げませんでした。
しかしイエス様もゲッセマネで「しかしわたしの願いどおりではなく、御心のままに」と祈られました。
イエス様でさえ「試みよ、かかってきたまえ」とは言わなかったのです。
聖書は逃げるという知恵を教えています。それは人間の弱さをとことん認めているからです。
もし人が強くて頑張ることができるくらいだったら、イエス様は十字架で死ぬ必要はなかったのです。
イエス様は「私について来なさい」とおっしゃいました。
自分の弱さを知る人のために、神は絶対安全な隠れ場であるイエス様を与えて下さったのです。
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