「人はこぞって主を仰ぎ見 主を畏れ敬い、主に拠り頼む。いかに幸いなことか、主に信頼をおく人」(詩編40:4)
基本的信頼関係は誕生前2-3か月前から生後8か月くらいの間に形造られるそうです。
その後、自我の形成に伴って信頼関係が育ちますが、その基本はこの基本的信頼関係にあります。
専門家によりますと基本的信頼関係が60パーセント以上の子は、元気に育つと言われています。
40パーセント以下の子は、精神的に弱い人になるのではと言われています。怖いことに、20パーセント以下の子は生後1年を待たずに餓死するのだそうです。それほど、人間にとって基本的信頼関係は重要なものです。人間だけが、あらゆる動物の中で、優れて精神的存在なのです。それでも、赤児は親に対して60パーセント以上で合格点をくれるとはありがたいことです。
夫婦は親になって子を産むわけではありません。子が生まれて親になるのです。だから親も不安です。一番大切なことは、親となる前に夫婦が本当に愛しあっていることです。それが、赤児に対して安心できる基礎です。
あるクリスチャンの精神科医は言っています。全的に神の愛を知り、主の全き愛への信仰を取り戻すことによって、人は基本的信頼関係の欠乏を満たすことができる。
主よ、十字架の深き愛を教えて下さい。
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