「愛を支配しようと財宝などを差し出す人があればその人は必ずさげすまされる」
(雅歌8:7)
非常に成功した会社の社長がいました。
彼は、お金でどうにもにらないものは一つもないと言ってはばかりませんでした。
もし、お金で買うことのできないものを示せる者がいたら、そいつに即金五千ドル払ってやろうと豪語しました。
ある日、やせた一人の青年が社長室にやってきて、一枚の紙切れとペンを貸してくださいと頼みました。そして、そこに何やらさらさらと書いてその社長に渡したのです。
それを見るなり、彼は顔が青ざめ、青年に五千ドルの小切手を切って渡しました。
そこには、次のように書いてありました。
「赤ちゃんのほほ笑み、過ぎ去った青春時代、若い女性の純真な愛、罪の叱責のない誠実な心」
一番欲しい物は何って、今の日本の小学生に聞いて見たら、「お金」と返ってくるそうです。
この子供たちは、まさしく毎日の大人の姿をよく見ているのでしょう。
ある人が言いました。「お金で買うことができるものの価値を考えるりも良いが、時にはお金で買うことができないものを失っていないか、考えてみるのも良い。」
打算ではなく、信仰を重んじる生き方を学ばねばなりません。
経済力ではなく、希望も大きな資産です。神の愛を知る心は、愛の価値を知っています。
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