静香さんは、お誕生日にずっとほしいと思っていたものをプレゼントしてもらうことができました。それは、フリルのついた真っ白のパラソルでした。
ある土曜日、静香さんはかわいいパラソルを持ってチョウチョのように踊りながら、おばさんに連れられて初めてキリスト教会へやってきました。
教会の中に入ると、みんなが迎えてくれました。静香さんも笑顔で挨拶しました。
それから、大事に手に持ってきたパラソルをそっとひざの上に置き、静かに座りました。
「イエス様は、私たち1人1人を心から大好きと言ってくださっています。そして、私たちの罪のために一番大切な命を捨て、十字架にかかって血を流し死んでくださいました。それは、私たち救うためでした。イエス様に心からのささげものをしましよう」という牧師さんのお話が終わりました。
静香さんは、私たちのために十字架にかかってくださったイエス様に、心からのささげものをしたいと思いました。そして前に出て行って「牧師さん、私にとって一番大切なものは、この真っ白いパラソルです。これをイエス様のためにおささげします」と言って、心からのささげものをしました。
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