「わたしたちには、四方から患難を受けても窮しない。途方にくれても行き詰らない」
(2コリント4:8)
ザアカイにはどうしてもイエス様を見たいという彼の熱望の深さが感じられます。彼とて、恥も外聞も考えたに違いありません。しかしイエス様を見たいという願いの方が、もっと切実でした。彼はあきらめませんでした。これは私たちが学ばなければならない点です。ザアカイは群衆にさえぎられて、イエス様を見ることができませんでした。時代思想や科学万能主義という群衆が私たちとイエス様の間をさえぎっています。そして私たちはそこで、ザアカイのような機転も知恵もなく、これらの現代の群衆に打ち負かされてしまいます。私たちがイエス様を見ようとするのを妨げる群衆に対して、それは時には仕事であったり、趣味であったりするかもしれませんが、ザアカイのような機転と知恵を持ちたいものです。
東で行き詰ったら西へまわりなさい 南でふさがったら 北へお逃げなさい
東西南北みなだめでしたら しばらくそこに臥していてください
天地は毎日かわる 晴れ曇り寒く暖かく 日が出たり月が出たり
闇になったり朝が来たり ゆきづまったままの状態が
永久に続くかのように思いなさるな (出口日出麿)
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