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2016年7月10日(日)

虹は7色と言われています。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫です。

でもアメリカでは6色、ドイツでは5色、ロシアでは4色というふうに、国によって教え方が違うそうです。コンピューターを使って数えると、何万色にも分けることができます。

虹は数えきれないくらい、たくさんの色で、できているのです。

雨上がりの空に美しい色のハーモニーが描かれると、何とも言えない感動を覚えます。

埼玉県にいた頃です。広々と田んぼが続く道を車で走っているとき、虹を見ました。

とても大きく近くに見えましたので、虹の橋の下をくぐれそうな気がしました。

虹は、雨のしずくが空に残っているところに太陽の光が屈折して映し出されます。

ですから、あまりに遠い場所でも、反対に近づきすぎても見えません。

その時ふと、詩人の吉野弘さんが、虹の真下にいる人たちには虹が見えないのと同じように、

幸せの中にいる人には、自分が幸せだとわかりづらいものだと言っておられたのを思い出しました。

けさ元気でおきられたこと、毎日ご飯が食べられること、それはとても幸せなことです。

決して当たり前のことではありません。神様にたくさん「ありがとう」を言いたいですね。

昔、神様は罪でいっぱいになった地球を悲しんで、大洪水を起こし、すべてのものを押し流されました。洪水のあと、空に虹をおき、生き残ったノアと家族に「もう洪水で地球を滅ぼすことはしないよ」と

約束をされました。虹は神様の愛と平和のしるしです。

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