「栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく」(コリントⅡ 3章18節)
人の魅力は、その人の顔によくあらわれるものです。
私は牧師ですので、会衆の前で説教をするときに魅力的な顔をしていなくてはならないのですが、
実際は、説教が終わってホッとしているときがいい顔をしていると言われます。
これではいけないと思いますが、それでも、私の未熟な説教に耳を傾けてくださる信徒の方々によって、私の個性は磨かれていることを感謝しています。
聖書の中には、魅力という言葉は出てきませんが、その同じ意味の言葉として、恵みという言葉が使われています。魅力を表す言葉が恵みと訳されていることは、意味深いと思います。
人間の個性と魅力は、神の恵みによって与えられ、磨かれていくということです。
人は、神に顔を向け、神と交わっていくときに、神の恵みによって、キリストのような魅力的な人に造り変えられていくのです。
聖書には、「栄光から栄光へと、主と同じ姿に変えられていく」と約束されています。
私たちが、自分らしい魅力的な個性を備えて生きていくために、神様は今日も、私たちに交わりの手を差し伸べておられるのです。
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