教会員悠太君の証
僕には三歳下の弟かいます。「お兄ちゃん。お兄ちゃん」と言って僕にくっついてきて、僕と同じことをしようとします。僕だって友達と思いっきり遊びたいし、弟がついてくると遅れることもあって、「弟がいないといいなぁ」と思うことだってあります。夏休みにおじいちゃんの所へ行きました。おじいちゃんは、やたらと弟の写真ばかりを写していました。僕は先に生まれて、今までたくさん写真を写しているから、今度は弟の番だといいます。でも僕はいやな感じがしました。弟は、うれしくてニコニコしながらおじいちゃんに甘えていました。長男って損だと思うことがあります。でも弟が誰かにいじめられていたら、絶対に弟を助けます。やられていることを見ていることはできません。
弱い弟に威張ることはあります。僕が「やれ」と言えば、弟はその通りにします。あまり威張ると、お母さんが「優しくしなさい。お兄ちゃんなんだから」と言います。威張るのは心が弱いからなのかなあ。本当に強い人は、自分には弱いものには威張らないはず。ダビデはサウルにずいぶんいじめられたけど、いつも神様にお祈りをしてサウルを殺さなかった。友達を見ていても、威張る人は嫌われる。弟だって威張るお兄ちゃんはいやに決まっている。神様どうぞ、僕を強い人にしてください。僕も本当は弟に優しくしたいのです。
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