「あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった」(黙示録3章7節)
タバコをやめたい方のお手伝いをずいぶんしてきました。
禁煙セミナー(5日でタバコをやめられる)に出席したほとんどの方がやめていきましたが、特別に意思が強いというものでもありませんでした。
それよりも「本当にやめられるのか心配だ」「どうせダメだろうけど」と出席者の多くは弱気でした。しかし、みんなかすかな望みを持って出席しました。
出席しているうちに「やめられるかもしれない」「この仲間たちとやめられるかもしれない」「やめられる気がする」という信仰者の姿に変わっていきました。講習会を導くカウンセラーを信頼し、この人ならきっと助けてくれると期待しました。彼らはカウンセラーの信じるイエス・キリストから来る力を感じ、それを信じていきました。
毎夜、禁煙の試みの苦労話をし、アドバイスを聞き、出席している者同士の友情を築いていきました。最後の日は、もう明日は会えないのかと寂しいものを感じるほどでした。私はここに勝利の秘訣、福音の力を垣間見た思いがしました。集まる1人1人が弱くても、そこに流れているものが真実なものであれば、成功していくということを。
「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る」
(聖書の言葉から)
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